【心の資産を高める生き方】by加藤諦三

Pocket

p49より 敵意や憎しみや悔しさで気がおかしくなりそうになった時に「ここが、自分の分岐点だ」と自分に言い聞かせるしかない。

「この憎しみの感情を前向きの生産的なエネルギーに変えられるか変えられないかに自分の人生の価値はかかっている」と自分に言い聞かせる。

自分が生まれてきた意味は、「この事態にどう対処するかにかかっている」と自分に言い聞かせる。守るべきものは自分への誇りである。

p97より この苦しみや不安や恐怖感は、これから自分が心豊かな人生を送るために、必要な体験だと思えば、耐えやすくなる。自分の成長のためには意味があるのだと認識することである。

自分の人生は愛情という点で恵まれなかったというのは、その人の宿命である。その宿命を生き抜くことこそ、生きている意味である。

今の自分の苦しみや不安は、自分が幸せになるためにはどうしても通らなければならない道なのである、そう解釈して耐える。

p172より 人はそれぞれ違った運命を担ってこの世に生まれてくる。人生に確かなことは何もない。もし確かなことがあるとすれば、それは「人生は不公平である」ということである。母なるものをもった母親から生まれてくる人もいれば、神経症の母親から生まれてくる人もいる。人生は元々どうしようもなく不公平である。それなのに皆が同じように幸せになろうとするから、悲劇が起きるのである。幸せになるために生きていると思うから泣いたり騒いだりする。

人は何のために生きているのか?それは「自らの運命を成就するため」である。

そもそも持って生まれた運命が違うのに、他人と自分は比較しようがない。それなのに人と同じように幸せになろうとするから余計不幸になってしまう。

自分は自分の運命を成就するために生まれてきたのだという覚悟が出来た時に、不幸は別に悪いことではないと思えるに違いない。そして、自分のどうすることもできなかった不幸を受け入れることで、不幸を乗り越えていくことができる。

「あの時にはあれ以上のことをする能力は自分にはなかった」ということが感じられるからこそ、自分の悩みの原因が見えてくる、そこに自分の避けることのできない運命を感じる。自らの運命を受け入れた時に、神経症を乗り越えることができる。

・・・

・・・フラッシュバックが発生すると、両親祖父母から「出版社を辞めなきゃ親子の縁を切る」と言われたこと、「じゃあ、就職はどうすればよかったんだよ」と延々と自問自答することになる。この苦悩から解脱するためには、どうすればいいのか、そのヒントが書いてあったので備忘録としてメモする。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です