【書評】子どもがひきこもりになりかけたら

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うつ病休職1013日目です。最近ひきこもり関連の書籍を読んでいます。本書は漫画なので、スラスラ読めます。うつ病もそうですが、引きこもりに関しても予防的な知識は必要です。引きこもりは、親子関係が大きな影響を及ぼすらしいので、育児中の方は読んでおいたほうが良いと思います。

【子どもがひきこもりになりかけたら/上大岡トメ/KADOKAWA】

上大岡さんって、きっとペンネームですよね。上大岡の出身なのかなぁ?「キッパリ!」の作者です。そして本書の監修は【NPO育て上げネット】さんです。

本書は【なりかけたら】というタイトルからもわかるように、ひきこもり関連の書籍としては非常にマイルドです。心理的にも読みやすいです。一方、精神科医やカウンセラーが書いている本格的な「ひきこもり本」は、読むだけで気持ちがダークサイドに堕ちていきます。

どの「引きこもり本」にも書いてあるのが、親子関係がひきこもりの背景にある、ということです。私自身も、うつ病発症~職業訓練開始まで2年4ヶ月もヒキコモリ生活をしておりましたが、両親との確執は多々あります。

それで本書の内容ですが、まずは第2章「子どもがひきこもりニートになりやすい親の特徴って?」から、8つの特徴を紹介します。どの家庭でも「あるある」という内容です。

  1. 子どもの回答を待たずに、先に返事をしてしまう
  2. 家庭での雑談が少ない
  3. 子どもの話を最後まで聞かない
  4. 条件的ほめ&承認をしている
  5. 「知力」だけ育てようとして「感情」に目を向けない
  6. 子どもを自分の思い通りに育てようと仕向けている
  7. 子どもの挑戦を回避させようとしている
  8. さらに上を要求してしまう

自分と親との親子関係。自分と我が子との親子関係。それぞれで、思い当たる点があります。

誰しも完璧な親にはなれませんし、家庭ごとに事情はことなるし、時代背景も異なる。親は、我が子のことを思って子育てしているはずが、いつのまにか過干渉となり結果としてニート・ひきこもりなってしまう・・・いったい、どこで歯車が狂ってしまうのでしょうか・・・

上記8つの特徴がありますが、本書でインパクトあったのは、やはり27ページです。「子どもの人生は誰のものですか?」というイラストが書いてあり、このように続きます。「子どもは親の分身ではありません。しかし日本には残念ながら条件付きでしか子どもを認められない親があふれている・・・親は子どもに【こうなってほしい】という目でしか子どもを見ていない。つまり未来ばっかり見ています。だから目の前の子どもが【こうしてほしい】と発信していることに気がつかないのです。」

ちなみに上記8つの特徴のうち、私が両親から与えられた負の影響は「条件的ほめ&承認をしている」「子どもを自分の思い通りに育てようと仕向けている」「子どもの挑戦を回避させようとしている」この3点です。今日の投稿は、書籍の紹介ですので、詳しくは書きませんが・・・この負の影響のおかげで、40代になり妻子もマイホームもある現時点であっても、「自分の人生を生きているという実感がない」というオッサンになってしまいました。私がうつ病になったのも当然の帰結かな、という気がしています。

ひきこもりというのは、うつ病や発達障害とも非常に関連が深いです。今日はこれで終わりますが、後日あらためてHikikomoriについて書き進めたいと思います。育児中の皆様、ぜひ他人事と思わずに本書を手に取ってみてください。きっと得るものがあります。

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