【書評】発達ロボティクスハンドブック

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うつ病休職921日目です。土曜日で時間と体力に余裕があるので、書評にしようかと思います。【発達ロボティクスハンドブック~ロボットで探る認知発達の仕組み~/著者多数/福村出版】という本です。この書籍は、大きいですよ!

なにが大きいかと言いますと・・・まずサイズがデカイ。A4サイズで約400ページというボリューム。しかもハードカバー。重量も、けっこうあります。

そして金額がデカイ。なんと税別11,000円です。1ヶ月ほど前にジュンク堂で見かけた時、金額を見てビックリした記憶があります。本書が図書館にあったので、借りてみたんです。

そして影響がデカイ。「発達ロボティクス」の【発達】とは、発達障害の【発達】です。ADHDとアスペルガーの当事者である、私にとっては興味深いです。しかも人工知能やロボットに関連するので、ますます興味深い。

発達障害・ロボット・人工知能に興味がある方は、読んでみても損はないと思いますよ。そこで、いつものように備忘録的になりますが、本書の内容をザックリと紹介していきます。

◎まずは「監訳者まえがき」読んでみた

  • 発達ロボティクスとは「ロボットの自律的設計をするための、学問の垣根を越えた取り組みであり、子供の自然な発達メカニズムを直接利用する方法」
  • 研究の目的は「ロボットが運動知覚能力と精神能力を自律的に獲得できるようにすること」
  • 最先端のロボット研究の良書が数多くある中でも、訳者一同は原書(原著者はアンジェロ・カンジェロシとマシュー・シュレンジャー)に特別な思い入れを持っており、一日でも早く翻訳して日本の読者に届けたいと願っていた。その理由は下記の2点。
  • 理由1)発達ロボティクスの分野は、古くから日本の研究者が重要な役割を果たしてきた。特に浅田稔、石黒浩、國吉康夫、谷淳などの研究者が著名である。このことを、若手の研究者に伝えたい。
  • 理由2)発達ロボティクスが、人工知能研究にブレークスルーをもたらすのでは、という期待がある。人工知能研究は「自ら学んでいく知能の実現」すなわち汎用人工知能の実現を目指している。これはまさに発達ロボティクスで扱っている知能と同類であり、発達ロボティクスの研究が今後の人工知能研究の方向性を決めると言っても過言ではない。

・・・【監訳者まえがき】をご紹介しただけですが、なぜか私はワクワクしてきました。いま職業訓練校で学んでいる「機械」の勉強と、発達障害の当事者として苦悩してきたことが、なんとなくですが繋がるような気がするんです。なんとなくモチベーションが上がったのです。というわけで、今後も数回にわけて、本書を紹介していきたいと思います。

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