【書評】「食人文化」で読み解く中国人の正体

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うつ病休職874日目です。874(は・な・し)妻は、話し出したら、止まらない。

東大目指して奮闘中、高2の甥っ子が泊まりに来ています。昼間はグウタラしていた甥っ子も、夜になると数学の勉強をスタートしました。その横で、妻がいろいろと話しかける。甥っ子は、ゲラゲラ笑って勉強できない・・・

まあ、いろんな話題で、盛り上がりましたが、今夜のMVP(?)は、やはりこの書籍でしょう。【「食人文化」で読み解く中国人の正体/黄文雄】という本です。


いや~、本書は、すごいですよ。著者は「中国人の食人文化」を切り口に、中国の歴史書から小説・戯曲に至るまで、あらゆる資料を集めたそうです。

◎「はじめに」より抜粋

  • 四書五経など中国の古典は、中国人の理想を書いたもので、現実には中国にないもの、中国の「夢」に過ぎない。
  • 台湾人は、中国人が書いたものは、まったく信用に値しないと知っている(著者は台湾人)
  • 中国の歴史書は、王朝交代史であり、中国社会の上っ面に過ぎず、中国人の心の中は知ることができない。
  • 歴史のベースは「食の歴史」にある。何をどのように食べてきたかが、中国人を等身大で理解するための鍵である。
  • 中国の「食人」は中華文明とともに誕生し、文明の発展とともに多元的な文化にまで深化した。
  • 「食人は野蛮で残酷な行為である」「食人は未開人の風習で、文明人はやらない」「中国文明のコアは儒教・道教である」このような常識は、中国人の食人文化を知れば根底から覆るであろう。

私は、基本的にホラーが嫌いなので、この手の本も大嫌いです。でもなぜか、図書館から借りてしまったのです。私は読んでいなかったのですが、妻はほとんど読了していまして。甥っ子との話題にもあがったものですから、意を決して、私も読む覚悟を決めた次第です。

と、言いましても、ブログ(書評)にすべてを書き写すことはできませんので、本書の目次を中心に、ご紹介します。念の為に、再度、書いておきますが、本書は中国の歴史書・戯曲・小説などをベースに「中国人の食人文化」という角度からまとめられたものです。著者の偏見とかではなく、「事実」を淡々と紹介してあります。

◎第1章;打ち続く飢饉、やまぬ「食人」

  • 中国では18年に一度は大飢饉による「共食い」が起こった。
  • 独裁王朝の出現が本格的な「食人」をもたらした。首都は特に人口過密で、歴代王朝の首都で、「共食い」が多発した。
  • ついには、墓をあばいて屍肉や骨まで食っていた。
  • 親子、兄弟、夫婦ことごとく相食む(お互いに食べる)。
  • 王朝の交代期には天災や大飢饉が集中する。中国大陸において、水害と干ばつは1000回ずつ起こっている。ほとんど1年おきに水害と干ばつに見舞われている。結果として「食人」がはびこる。
  • 現在は経済大国となった中国だが、それでも飢饉が起これば、人を食うだろう。

◎第2章;わが子を交換して食らった「攻城戦」の惨劇

  • 戦乱で都市は巨大な牢獄と化す。
  • 平穏な漢の時代でも、食人の記録は絶えなかった。
  • 唐の時代は、食人文化の頂点であった。
  • 異民族との戦争が、食人文化を激化させた。
  • 19世紀の重火器の登場で、食人にピリオドを打った。

◎第3章;人肉は貴重な兵糧だった

うう・・・気分が悪くなってきましたので、続きは後日にします!

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