【書評】本当はすごい神道

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うつ病休職731日目です。なぜ日本人は秩序や礼儀を重んじるのでしょうか。東日本大震災の時(その他の天災においても)、「略奪が起きないことが奇跡」と世界中で報道されていました。

秩序を守り、お互い助け合い、譲り合い、助け合う日本人。

いつから、日本人は、このような精神性を身につけたのでしょうか。

私自身は、もし天災に遭遇したら、このように行動できるのかな?いや、きっと、同じように行動できると信じています。だって日本人だから。

近所付き合い・親戚付き合いはもちろん両親との交流も一切シャットダウンして、引きこもりの私ですが。もし大規模な天災に遭遇したら、きっと近所や親戚、そして両親を放っておかないと思います。

さて本題です。

【本当はすごい神道/山村明義/宝島社新書】

前著「神道と日本人」で得た人脈をフル稼働し、1000人を超える神主(神社の職員)にインタビュー。

その結果、できあがったのが本書です。

なお、山村明義さんの著書「GHQが洗脳できなかった日本人の心」についての書評はコチラです。

それでは、抜粋していきます。ぜひ読んで欲しい本です。

◎はじめに

  • 日本人は、東日本大震災の時、秩序と礼儀正しさという精神性が海外から絶賛され自身と勇気を蘇らせました。
  • 日本人が固有の精神性を失い、「日本人自身の原点や、その良さを知らない」という実態は、戦後教育や政治に問題があったせいですが、「日本人らしさ=アイデンティティ」は神道の中にこそあるのです。
  • 日本の神道は、いま広く世界的に通用し、また固定的な宗教観念を超越する思想や文化となりつつあります。古くからの言い伝えと最新の文化が融合した日本の「和」の精神性、それが神道なのです。
  • 日本人が神道という日本人本来の精神性を知ることにより、いま一度自身と勇気を抱いて行動してもらいたいと切に願い、この本を書きました。

◎第1章;スポーツ・ビジネスを支える神社と神道

  • スポーツ選手も、勝ちたいという祈願と同時に、精神的に「魂と心のよりどころ」を求めているのです。
  • 神道では、人間には落ち着いたときの魂である「にぎみたま=和魂」と、戦う時の魂である「あらみたま=荒魂」があると説いてきました。日本の武道や武士道でも取り入れられています。
  • 戦う前に「たまふり=魂振り」によって「荒魂」を呼び出す。そして戦った後は「たましずめ=魂鎮め」によって「和魂」を取り戻すのです。武道でガッツポーズが禁じられるのは、「和魂を取り戻せない人間は、精神的に未熟」と見られていたからです。
  • なぜ企業の本社には、神社があるのでしょうか。なぜ企業が「守り神」を持つ必要があるのでしょうか。「使命感の再確認」というのが大きい。企業という社会共同体の一員であることを自覚し、使命感を改めて確認できます。さらには地域社会の一員、日本社会の一員、国際社会の一員としての役割と使命感を再確認できる場なのです。
  • 「靖国参拝反対」「南京大虐殺」「慰安婦」と3つの誤報をたれながし、国益を大いに損なっている「朝日新聞東京本社」でさえ、波除稲荷神社の氏子とのこと。氏子のくせに、戦前も戦後も日本の国益を損なう報道ばかりやっている・・・

◎自覚すべき日本の良さ~クールジャパン

本章24ページにて「自覚すべき日本の良さ~クールジャパン」というブログが紹介されています。リンクはコチラ

ブログで紹介されているのは、日本訪問・在住の外国人の声を整理し、海外からみて「日本が格好いい」とみられる内容のポイントです。

 

  1. 礼儀正しさ
  2. 規律、秩序
  3. 治安の良さ、犯罪率の低さ
  4. 勤勉さ、仕事への責任感・誇り
  5. 謙虚さ、親切、思いやり
  6. あらゆるサービスの質の高さ
  7. 清潔さ
  8. 環境保全意識の高さ
  9. 食べ物のおいしさ、豊かさ、ヘルシー
  10. 伝統と現代の共存、外来文化への柔軟性
  11. 漫画・アニメなどの魅力と発信力

著者である山村さんは、ブログを引用しつつ、上記のほとんどすべてが、神道に由来していると述べてあります。その理由も書かれています。

◎第2章;日本を守る最古で最強の思想

  • 神道の構造は三角形。「美意識」「生き方」「魂」3つの要素がある。
  • 33ページの「神道(日本人の精神性)の構造図」は必読です!(司法書士さんのブログで、この構造図が紹介されていたのでリンクをはっておきます。)
  • 「美意識」のキーワードは、潔さ・秩序正しさ・祈り・鎮守の森・禊祓・自然
  • 「生き方」のキーワードは、思いやり・おもてなし・謙虚さ・礼儀作法・伝統文化・感謝・まじめさ・武士道・祖霊
  • 「魂」のキーワードは、死生観・大和魂・なでしこ・魂振り・魂鎮め・鎮魂・慰霊
  • 神道の三要素を繋ぎあわせ、結びつける力となるのが「まつり」である。この「まつり」は神道の三角形の頂点から、中心に向かわせる力を持っています。「まつり」の中心点には日本の「八百万の神々」が存在します。すなわち、人々を神の元に一つに結ぶための役割と機能を果たすのが「まつりごと」だといえます。

◎第3章;伊勢神宮とグローバルでおおらかな神道精神

  • 神道マンガ「らき✩すた」「かみちゅ」「かんなぎ」など
  • イスラム教やキリスト教では、神様の絵を描くことは禁止されている。しかし日本の場合は、「日本人の豊かな想像力によって支えられているものなのです。よほど悪意があったり、醜いものでなければ、神様の絵を描くことは自由なのです」

◎第4章;人と自然環境を守る要・神社と鎮守の森

  • 東日本大震災では、津波が到達した「浸水線」をたどっていくと、そこにはなぜか神社が並んでいる。特に869年の貞観津波の前後にできた古い神社は、すべて残っていた。

 

・・・すみません、エネルギーが切れました。続きは明日に書きます。

◎第5章;神と祭とまつりごと

◎第6章;日本の神道の「間」がもたらす効用

◎第7章;科学に通じる神道の力

◎第8章;日本人よ、今こそ素晴らしき神道精神を取り戻そう

このように続きます。

 

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