プレゼン時に顧客を巻き込むテクを、カリスマ講師から学ぶ
うつ病休職726日目です。
【パブリック・スピーキング最強の教科書】第7章196ページに、「サジェストロジー・テンプレート」が掲載されています。「サジェストロジー」とは暗示学です。暗示って・・・ちょっと怖いですね(笑)
セミナー講師として登壇した際、いかに聞き手を巻き込むか、というのはセミナー成功失敗に直結するとのこと。お客様に質問するテクニック集、それが「サジェストロジー・テンプレート」です。
◎営業でも、質問テクニックは大事です。
初対面のお客様から案件を引っ張り出すには、いかに相手から情報を引き出すか、いかに気持ちよくしゃべってもらうか、つまり「質問テクニック」が本当に大切です。
テレアポの時には「なにも案件ないよ」と言っていたのに、名刺交換から15分も経てば「実はこういう案件があってね・・・」とお客様が暴露してくれる。この瞬間は、けっこう快感です。「勝ったな」と思います(笑)。
ただ、セミナー稼業向けの「サジェストロジー・テンプレート」なので、テレアポや初対面で使う質問テクとは、異なります。
しかし、顧客の前に登壇して、プレゼンをする時には、おおいに参考になります。以下、引用します。
◎サジェストロジー・テンプレート
1.質問の形にする
- 私がたくさんの質問をしていることに気づいた人はいますか?
- 質問することは重要でしょうか?
- 質問すると、どうなりますか?
- 質問だけで話すことは可能でしょうか?
2.反復
- 聴衆が反応してくれたら、その都度「ありがとう」と返す
3.「一緒に言いましょう」
- みなさんも一緒に言いましょう
4.言葉を繰り返したり、「なに」「どんな」などの言葉を入れたりする。
- あなたは本当の本当に◎◎になりたいのですか?
- あなたは「どんな人」になれるのですって?
5.クイズを投げかける。カギとなる言葉や文を繰り返させる
- 彼は今20倍の収入があります。何倍ですって?
- 太陽はオレンジ色でした。何色ですって?
6.文の最後の言葉を言わないでおく
- 覚えていてください。皆さんは時に正しいし、時には・・・
7a 同意を求める質問
- 納得しましたか?皆さん、わかりますか?今のところ理解できますか?
7b 付加疑問。文の最後に付け足す
- 美しいです。そうでしょう?
- 質問は大切です。そうでしょう?
8.関連質問
- 同じような経験のある人はいますか?
- 私が言いたいことの分かる人はどれくらいいますか?
- そんなふうに感じたことがある人は?
9.文の初めに質問を入れる
- ~はどうしてそんなに大切なのでしょうか? ~が大切なのは、◎◎だからです。
10.「どのくらいの人が」を使う
- どのくらいの人が・・・と感じますか?
- 自分にもそういうところがあると思う人はどれくらいいますか?
引用は以上です。うーん。あくまでセミナー講師が用いる質問なので・・・「営業マンがこんなこと言えないよ」という質問もありますね(笑)
また後日、補足していきたいと思います。