ゆるい服薬指導でホッとした
うつ病休職707日目です。
昨日、主治医の診察を受診しました。
話題はもちろん、グランダキシンの服薬相談です。
◎お礼を言うと主治医は照れる
まず、お礼を伝えました。
グランダキシンを服用したことで、フラッシュバックが発生しなかったこと。特にハローワークに通った日でも、発生しなかったので、ずいぶん救われたことを報告。
いつもはジョーク好きでお茶目な主治医ですが、患者から「救われました」と言われると、やはり嬉しいのか、なんか照れているような感じでした(笑)
◎「奥様はなんて言われました?」
私の妻が、薬を嫌がっていること、主治医はちゃんと認識しています。
気になっていたみたいで「奥様はなんて言われました?」と確認されました。
あたりさわりないことを返答しました。
◎「おなか痛くなれ」と念じる悪癖について相談
おなか痛くないのに「おなか痛くなれ」「おなか痛くなるかも」と考える思考の悪癖についても相談しました。私にとっては結構深刻なんです。なんせ痛みなんて皆無なのに、こんなこと考えて、眠れなくなるんですから。
主治医は、自身や患者さんの腹痛経験について語りだし、「季節の変わり目ですし多いんですよ最近」とか言う。いや私は腹痛はホントは皆無なので、あくまでメンタルの悪癖について相談したいんだけど。主治医にツッコミ入れたいけど、ややこしくなるのでスルーしました。
結論として「1日2錠に減らし朝昼だけ服薬する」ということに落ち着きました。
私は「おまじない的に、ビオフェルミンとか同時に処方してくれたら・・・」と希望を伝えたのですが、主治医は「ヨーグルトみたいなもん飲んでもね~」と却下(笑)
◎けっこう自由度の高い服薬指導
そんなに強い薬じゃないし、頓服として飲んでもいいので、けっこう自由度の高い、ゆるい服薬指導に落ち着いた感があります。
1日2錠を処方する。朝に1錠。残りは午後、気分が落ちそうな時などに飲む。
頓服としてもOKといったが、最初はちゃんと言われた通りに飲む。
飲み忘れてもOK。「今日は、飲まなくてもいいか」と自然に薬が減っていくこともOK。
こんな感じです。
◎「おなか痛くなれ」悪癖について
結論から言えば、「気合で乗り越えろ」という精神論でした。さすが精神科医(笑)
空手経験者の私としては、思わず「オス!」と言ってしまいそうでしたよ。
「叱られたくないと思えば、叱られる。もっと叱ってくれと言えば、叱られなくなる。」「痛いの怖いと思えば、痛くなる。痛みが来ても平気だ、どんと来いと思えば、大丈夫」とか。こんな感じの解説が続きます。
まあ精神論ですね。いや違うかな。きっと医療的な背景もあって言ってくれているんでしょうが、私の理解が及ばないだけかな。
でも不思議と、主治医から言われたら、すんなり納得できました。
これが主治医以外だったら、「ふざけんな」「お前にはわからねえだろ」と思ったはず。
最後に「森田療法でも取り入れられている考え方ですよ」と言われたので、とにかく納得することにしました。
◎思考の癖をリセットする良い機会かもしれない
これは主治医からも、妻からも言われました。
私はアスペルガーらしく、「こだわり」や「思い込み」が激しいのです。
妻と私が最近よんだ【うつの人の風呂の入り方/秋田巌/晃洋書房】という本があります。
本の中で「うつになる人は思考がごちゃまぜになりやすい。目の前のことに集中することが、うつ予防、うつ治療に不可欠」といったことが書いてあったのです。
このような経緯から、妻は「これを機会に、そろそろ思考の癖をリセットしなよ。」と言ってくれた次第です。
ちなみに【うつの人の風呂の入り方】はとても良い、良書でした。また後日、書評にまとめたいと思います。
本日のブログは、以上です。