発達障害に与えられた「過集中」。メリットばかりではない。
うつ病休職568日目です。
発達障害に多いと言われる、「過集中」。
私にもあります、過集中。
◎ドラえもんコミック全巻を立ち読みで制覇
今朝、長女がドラえもんを読んでいる姿を見て、自分の小学生時代を思い出しました。
近所の小さな書店で、ドラえもんコミックを全巻、立ち読みで制覇した記憶があります。
たしか小学2年生の時です。
当時でも30冊くらい、ドラえもん単行本があったような気がします。
昔は、立ち読み防止のビニールって無かったんですよ。
3日間くらいかけて、書店で立ち読みしまくりました。
もう本当に過集中といいますか、店の迷惑を考えないクソガキでした。
- 店員さんに、ハタキでパタパタやられる→それでも読み続ける
- 立ち読みに疲れて、うんこ座りで読むと、店員さんに怒られる→それでも読み続ける
- 店員さんが、私の足元で作業をする→それでも読み続ける
ホント迷惑なガキですよね。
私のようなクソガキがいたから、書店のコミックに立ち読み防止ビニールをかけるようになったのでしょうね。
◎過集中のあまり、閉店時間を過ぎても居座ってしまう
20時になって、店員さんから「もう閉店ですよ!!」と言われて、ハッと気がつく。
それくらい没頭してドラえもんを読んでいました。
書店から出ると、外は真っ暗です。
田舎なので、街灯も少ない、ホントに怖かった記憶があります。
ダッシュで泣きながら帰宅したら、親が心配していました。
いくら男の子でも、20時過ぎても帰ってこなかったら、心配しますよね。
私が発達障害とわかったのは3年前、38歳の時です。
最初に発達障害と言われた時は、「新規開拓が好きな俺が、そんなわけないだろう、この医者バカじゃねえか」と思ったのですが。
発達障害の特徴を知れば知るほど、自分に当てはまることだらけ・・・
◎「集中すれば追いつける」という変な自信が生まれ、すべて先送り体質に
高校受験は、中3の夏休みから、追い上げた。
大学受験は、高3の12月1日から、追い上げた。
過集中のメリットとして、短期決戦で暗記しまくることが可能でした。
「俺は集中すれば、なんとかなる」「スイッチが入れば、がんばれる」という変な自信が生まれました。
しかし過集中は、長くは続きません。
反動で、だらけまくった時間の方が、圧倒的に多いというのが現実でした。
◎社会人になると、過集中はジャマになる。
過集中も、お勉強・試験対策には、役に立ちます。
しかし社会に出ると、過集中は役に立たない。
社会人は、コンスタントなパフォーマンスが必要とされます。
たまたま過集中できた時は、けっこう良いパフォーマンスを発揮できる。
良いパフォーマンスだけを見られると、期待されてしまったりするんですね。
でも反動で、集中できない時を見られると、サボっているように見られる。
発達障害で、気分や集中力にムラがありすぎる私は、「息苦しさ」を感じていました。
◎飛び込み営業できたのも、過集中のおかげ
こうして書いていると、私が飛び込み営業をやってこれたのは、過集中のおかげだと言えます。
嫌なこと先送りしてサボる→危機感を感じて猛烈に飛び込み営業やる→燃え尽きてサボる
この繰り返しでした。
飛び込み営業なんて確率論ですから、「ガガガ・・・!」と猛烈に動けば、なにかしら結果がでるもんです。
「すごいエネルギッシュに動けるね」とか褒められたりもしていました。
でも、慣れてくると飽きる。しかも専門知識を覚えることができない。その結果、辞めたくなる。
私の人生、この繰り返しでした。
結果として「俺は新規開拓営業だけは得意だぜ。自分にピタリとハマる業界があれば、活躍できるはず」という、勘違いヤローになってしまったのです。
まあ実際に新規開拓営業、BtoBの案件発掘だけは、ムダに得意になってしまいました。
◎長女は昨夜、ジンマシンになった。
おもいっきり話題が変わりますが、長女が昨夜、ひどいジンマシンになりました。
23時くらいから近所の救急病院に行ったんです。
帰宅したのが25時過ぎ。
長女は今日、午前中は自宅で安静にして、給食の時間から登校したんです。
午前中、長女がリビングでドラえもんを読んでいました。
自宅のリビングなのに、なぜか長女は立ったままコミックを読んでいる。
立ち読みでドラえもんを読みふける長女を見て、自分の小学生時代を思い出した次第です。
・・・と、こんな感じで、営業・うつ病・発達障害に関連した記事を、毎日なにかしら投稿しております。
週に1度くらい、ブログをチェックしてもらえたら幸いです。
ごくたまに、なにかお役に立つような記事も書いているかもしれません。
文章構成も推敲もせずガガガっと書くので、雑な文章ですみません。
今日は以上です。