精神障害者保健福祉手帳用の診断書の内容を公開
うつ病休職562日目です。
2日前、いつもの精神科に行きました。
ようやく精神障害者保険福祉手帳用の診断書を受け取りました。
15000円と引き換えです(クソ高いよ!!)。
◎エレベーターの中で診断書を読んでみた。
精神科クリニックを出た直後、我慢できずにエレベーター内で読み始めました。
なんども読み返しました。
自分の診断書を読むなんて、人生で初です。
しかも「精神障害者」ときたもんだ。俺も、だいぶレベルが上がったなあ。
ぶっちゃけた話、自分で読んでて、けっこう凹みました。
僕は、耳からの情報処理は超苦手なんですけど、活字を読むのは好きなんです。
活字になってるからこそ、自分の凸凹具合、ダメさ加減を思い出して凹みました。
とくに最後の「備考欄」が秀逸でした。
もう、何度よんでも、笑える。
ぜひ皆さんにも読んでいただきたい、笑っていただきたいなと思い、公開します。
◎九州イチの繁華街、天神で不気味に笑うオッサン
ご想像ください。
福岡市の繁華街、天神の交差点で、診断書を読む41歳オッサンを。
凝視するように診断書を読み、しばらくして「ハアあああ」とうなだれる。
しばらくすると、もう一度読み返す。
最後まで読むと、決まって不気味に笑う。
そしてまたガックリして、トボトボと歩き出す。
やめとけばいいのに、また歩きながら読んでしまう。
もし風が吹いて診断書が飛んでいったら、さらに15000円を払わないといけないのに、そんなリスクを忘れて天神ど真ん中で、診断書を読んでいたのです。
(ちなみに僕は、天神ど真ん中の某デパート様とも、テレアポで突破して取引スタートとなりました。デパートに新規開拓営業かけるのってホンマ大変なんですよ!プロ野球も3年かかったけどデパートも大変。)
①病名;主たる精神障害は意外にもADHDだった
診断書トップは①病名です。そこには
主たる精神障害=注意欠陥多動障害(ADHD)
従たる精神障害=広汎性発達障害(アスペルガー)
身体合併症=なし
このように書いてありました。あれ?
私は主たる障害がアスペルガーじゃなかったか?
従来、主治医の説明は「典型的な広汎性発達障害ですね。ADHDもあるようですね」でした。
実際に、私のカルテの表紙には、大きな文字で「ASD」と書いてあります。
ASDとはアスペルガーを含む、広汎性発達障害のことです。
まあ、どうでもいいや。
発達障害は、グレーゾーンも含めて「スペクトラム」と言われていますからね。
スペクトラムとは、虹のように、境界があいまいという意味です。
ASDだろうが、ADHDだろうが、どっちでも同じですね。
②初診年月日;ようやく判明した。
私の初診日は、平成27年2月23日となっています。
ようやく初診日が判明しました。
2015年の1月と思い込んでいたけど、2月でした。
ちなみに、障害年金やら障害者手帳やらを申請するうえで、「初診日」ってメチャクチャ重要です。
ホントに重要ですので、しっかり覚えておいてくださいね。
③発病から現在までの病歴及び治療の経過、内容
ここは「推定発病年月、発病状況、初発症状、治療の経過、治療内容など」を書く欄です。
私の場合、このように書いてありました。
「同胞3名の第一子。長男。幼少時代より提出物の締め切りは守れず、掃除もできなかった。学生時代は人に興味なく一人で過ごすことが多かった。スポーツは苦手であった。こだわりは強く空気がよめないと言われることが多かった。相手の言葉の裏をよんだり、間をはかったり、相手の気持ちを察することは極めて苦手。一般常識にそって物事をすることができなかった。集中力はなく優先順位が苦手であり片付けも苦手であった。大学を卒業し、デザイン会社の営業職に入るが適応できず、平成27年2月23日に当院を受診した。」
うーん。
活字にして読むと、なんだかなぁ・・・
◎続きは、明日の記事で
ちょっと疲れたので、今日はやめます。
このあと、診断書の項目は、下記のように続きます。
④現在の症状、状態像など
⑤④の症状・状態像などの具体的程度、症状、検査所見など
⑥生活能力の状態
⑦⑥の具体的程度、状態など
⑧現在の治療内容
⑨今後の治療方針
⑩現在の障害福祉などのサービスの利用状況
⑪備考
この最後の⑪備考に書いてある内容を読んで、妻も爆笑しておりました。私も読むたびに爆笑して、ガックリきております。続きは、明日に!