そんなに新規開拓が好きなら、ウチにきたら?好きに営業やっていいよ。

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うつ病休職545日目です。

先日、【発達障害やコミュ障よりも、ヒドイ奴っているよね】という記事を書きました。

メーカー勤務時代、41歳の専務(社長の長男)が、従業員の前で70代の社長をぶん殴って、辞めちゃったという話です。

私が専務の顧客をすべて引き継ぐことになり、全国を駆け回って取引先に挨拶してまわりました。

今日は、その後日談を書きたいと思います。

◎「専務、何か悪いこと、やらかしたの?」と聞かれる。

どこにいっても、「え?専務が辞めたの?何か犯罪でもやらかしたの?」と聞かれます。

それはそうですよね、専務が社長の長男、後継者であることは知られていますから。

私は、「いえいえ、健康上の理由です。落ち着いたら、復帰されると思います。

当面の間、私が御社を担当させていただきますので、よろしくお願いします。」と言ってました。

専務の悪口を言っても、会社の恥をさらすだけですからね。私は、絶対に悪口は言いませんでした。

ついでに、販売条件を、すこしでも自社に有利なように改善するよう、交渉していきました。

◎社長からも頼られ、やりがいはあるが、給料はあがらない

がんばっても、まったく給料は上がりませんでした。

でも、社長が、私に期待してくれていたのは、伝わってきますし、

「給料を上げるのは、もう少し働きぶりを見てから」という考えもわかります。

しかし我慢ならなかったのは、

社長が私の前でも平気で、

「あいつ(専務)も頑張ってたし、

退職金を1000万円くらい出してやるかな。

相続もあるし3000万くらい、くれてやるかな」

と言い出したことです。

息子に退職金を出してやりたいという社長の親心はわかるし、創業者&オーナー社長ですから、好きにすれば良い。

でもねえ。

それを、とばっちりを受けている俺の前で、言うか?

せめて、俺がいない所で言ってくれ。

というわけで、私は不満・ストレスが溜まりつつありました。

◎友人に愚痴をこぼすと、スカウト話が待っていた。

親しくしている友人Sさんに愚痴をこぼすと

「うちのデザイン会社に来る?騙されたと思って社長と面談だけしてみなよ」

という展開になりました。

「全国展開しているデザイン会社だけど、福岡はデザイナーしかいなくて、営業マンがいない。

新規開拓が好きなら、ウチにこないか。

好きなように自由に新規開拓できるよ。

社長に紹介してあげるよ。」という話になったわけです。

実際にデザイン会社の社長に会うと「いつでも来てください」と、言われてしまいます。

しかしながら、正直、「気持ちはありがたいけど、今すぐ転職は無いな」というのが本音でした。

当時の勤務先、メーカーの社長にはお世話になったという気持ちもありましたし、やり残していたこともあった。

なにより、「専務の抜けた穴は、俺が埋めるしかない」という責任感はありました。

デザイン会社への転職は、遠まわしに断った記憶があります。

◎「もう、やってらんねえな」と思った瞬間

社長が、60代の社員に対して、「いつでも辞めてもらって結構だ!」と

どなりちらす場面を見たとき、一気に冷めちゃいました。

その60代の社員というのは、元JA勤務で支店長経験もある、常識人です。

元JA支店長だから、名前をJAさんとします。

JAさんは、社長に対して「パートさんの有給など、福利厚生をもう少し整えてあげて」という要望を出していたんですね。

このメーカーは、社長のこだわりで「雇用保険(失業保険)がない会社」でした。

なんでも、「雇用保険に入ると、すぐに辞められるから」というのが社長の理由でした。

これ、労基署なんかが入ると、やられちゃいますよね。

長年働いているパートさんも、(本来使えるはずの)有給とか、一切とらせてもらえない会社だったんですね。

JAさんは、パートさん達のことを思って、社長に進言していたわけです。

でもワンマン社長には、それが気に入らなかった。

JAさんに対して、先ほどの言葉「いつでもやめてもらって結構だ!」と爆弾を落とすわけです。

JAさんは、実際に辞めてしまいます。

JAさんは、パートさん達のためを思い、労基署にタレコミしてから、辞めました。

パートさん達から英雄あつかいされて、すごい送別会が開かれていました(笑)

もともと、この社長は、社員に対しても「文句があるなら、いつでも辞めていい。かわりの営業マンなんて、募集すればいくらでも人は集まる。いやなら辞めろ」と日常的に言うような人でした。

専務がやめた後は、(私に辞められると困るから)私にだけは、優しかった。

でも、ほかの社員に対しては、相変わらずの態度だったんですね。

私のストレスは、もう限界にきていました。

「今は、専務の穴を埋めているから、俺のことをチヤホヤしている。

しかし状況が変われば、社長は俺のことをボロクソ言い出すに違いない。

このまま、この会社で働いてて、将来性はあるのか?」

こんなことを頻繁に考えるようになりました。

こういう時に、たとえ他の社員に向けた言葉であっても、「いやなら辞めろ、お前らの代わりなんていくらでもいるんだ」という言葉を聞くと、プツンと切れちゃうわけですね。

◎いつのまにか、どっぷりサラリーマン根性

それでも、退職するつもりはなかったんです。

サラリーマン根性といいますか。妻子もできて、気楽な独身じゃないし。

マイホームも建てたばかりだったし、メーカーの仕事にも慣れてきた。

なんせ、3年以上おなじ会社で働いた経験は、僕にとって初めてでしたから。

経営幹部との人間関係も良好、社長も私を頼りにしている。

居心地がいいわけです。

毎日、「やってられないストレス」と、

「安定した固定給&居心地の良さ&やりがい&なれた仕事」を、

天秤にかけていました。

しかし、私は発達障害の当事者です(当時は、知らなかったんですけどね)。

アスペルガー&ADHDの私が、「社長の相手」というストレスに、耐えられるわけがない。

結果的に辞めてしまい、デザイン会社に転職しちゃいました。

退職・転職にあたっては、友人Sさんによる、強引な勧誘劇もありました。

この話は、また次にでも・・・

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