【コミュ障でも】と書く時の想い。発達障害にチャンスをください。
うつ病休職542日目です。今日から6月ですね。
皆様の職場の月初会議は、いかがでしたか?
営業マンは毎月、意識と数字がリセットされることが、良い点でもあり、辛い点でもありますよね。
さて本日は、ブログ内で書いているテレアポ講座【コミュ障でも1時間に1件の新規アポがとれる楽々テレアポ講座】このタイトルについて、書き進めます。
タイトルに「コミュ障でも」とありますが、私は広汎性発達障害(アスペルガー、ADHD)の当事者です。
「コミュ障でも」という文言に、込めた想いを書いていきます。
◎そもそも、「コミュ障」とは何か
これは、いわゆる俗語、スラングです。
一昔前だと、「KY」、つまり【空気(ケー)をよめない(ワイ)人】ですね。
【コミュニケーション障害】という病気があるのではなく、雑談が苦手、対人関係が苦手な人を揶揄する表現です。
私自身、雑談は思いっきり苦手です。
しかし、なぜか新規開拓営業やテレアポだけは得意なんですね。
雑談が苦手でも、プロ野球やデパート、一部上場企業を新規開拓することはできるのです。
ちなみに社内コミュニケーションは超絶苦手です。
親戚・近所はさらに苦手です。
外ではゴリゴリ新規開拓営業マン、社内にもどるとオドオドする、それが私です。
ちなみに、社内でも、テレアポしている時だけは、別人です。
グイグイいきます。
◎コミュ障であっても、簡単にテレアポできるノウハウがある
まずは新人営業マンに向けて【コミュ障でも】の意味をお伝えします。
とかく嫌われがちな新規開拓・テレアポですが、やり方さえ工夫すれば、ノーストレスでアポイントがとれます。
このブログで公開しているテレアポのコツは、
38歳で診断されるまで、自分が発達障害と知らなかった男が、
ビジネス書を読みあさりながら実践し、磨き上げていったテクニックです。
テレアポで生命保険を売る会社で、修行したことも、糧(かて)にしています。
テレアポを極めたことで、給料が1.6倍になった経験もあります。
コツさえつかめば、テレアポは簡単です。特にBtoBは。
【コミュ障でも】できるんだから、あなたなら簡単にできますよ。
「簡単に営業職をあきらめないでほしい」という想いを込めています。
◎発達障害や、コミュ障だからといって、採用で不利にしないでほしい
次に、経営者や人事担当者の方に向けて【コミュ障でも】の意味をお伝えします。
発達障害の部下・同僚がいると、あつかいに苦労すると思われるかもしれません。
たぶん、それは正しいです。
しかし、発達障害の人間にも、得意な分野はあるのです。
発達障害の人間、コミュ障の人間も、一人前に仕事をしたいと願っています。
どうか、コミュニケーション力が弱いというだけで、即・不採用と決めないで欲しいのです。
チャンスを、いただきたいのです。
私が「コミュ障でも1時間で1件の新規アポがとれる楽々テレアポ講座」を書くとき、いつもデザイン会社の上司・同僚を思い出します。
上司・同僚はみな、優秀でした。提案営業がめちゃ得意な集団でした。
しかし、プライドが邪魔をするのか、テレアポはほとんどできませんでした。
「テレアポはやりたくない、新人にやらせとけ」という社風でした。
優秀な彼らは、「テレアポだけは、やりたくない。案件がでてきたら、任せてくれ」と言ってました。
私は、テレアポしまくって、案件を創りまくって、上司同僚に振っていました。
社員200名以上の総合デザイン会社でしたが、【ゼロから案件を生み出す力】は、私が一番だったと自負しています。
企業も、多様な人材があって良いと思います。コミュニケーション力に劣る発達障害当事者であっても、【コミュ障でも】、なにかしら得意分野があります。どうか、僕たちに、チャンスをいただきたいのです。
◎コミュ障であっても、一芸に秀でることが可能
さいごに、発達障害で悩んでいる若者や、保護者の方々に【コミュ障でも】の意味をお伝えします。
一般的に、発達障害の人はコミュ障と言われがちです。
就職も不利ですし、就労してから困惑することも多いです。
発達障害の私が、なにを勘違いしたかテレアポと新規営業だけはメチャ努力できた。その結果、大好きになった。
ちなみに新規開拓営業は、普通の営業マンにとっても、大変な苦労を伴います。
普通の営業マンが苦労することを、【コミュ障だけど】私は喜々としてやっていたのです。
何が言いたいかといいますと、「方向性を間違えなければ【コミュ障でも】人並みに仕事をすることが可能」だということです。
私のように、方向性を誤ると「メチャ努力したけど、ようやく新規開拓【だけ】が得意になったというレベル。ビジネスマンという大枠で見れば、中の下のレベル」という残念な結果になります。
しかし進学や就職の方向性さえ間違えなければ、必ず社会で活躍できる人材になります。
どうか、方向性だけは間違えないように、してください。
発達障害に向いている仕事ジャンルは、この記事で書いています。
◎まとめ;発達障害の若者が、すこしでも就労時に有利になってほしい。
以上、私が【コミュ障でも1時間に1件の新規アポがとれる楽々テレアポ講座】を書く時に意識していることをまとめてみました。
1年かけて少しずつ書き進めていますし、体系化されていないので読みづらいかと思います。
うつ病の体調が良い時に、すこしずつコンテンツを追加していきますので、懲りずに目を通していただけますと幸いです。
先に社会に出た、発達障害の当事者として、あとに続く後輩がすこしでも有利になるように、なにかしら書き進めていきますので、応援して下さると光栄です。
いつの日か、【コミュ障でも1時間に1件の新規アポがとれる楽々テレアポ講座】が出版されることを祈って・・・