発達障害の子の適職は?当事者がオススメする7分野【後編】

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うつ病休職533日目です。

昨日の記事に続き、今日は発達障害の子の適職は?当事者がオススメする7分野【後編】です。今日は職人系、お役所系、医療系、研究系について紹介します。

ちなみに昨日の記事では、理工系、アート系、IT系について紹介しています。リンクはこちらです。

4.職人系だと、発達障害でもコミュニケーションとりやすい。

神道の影響なのか、日本では古来より、職人は尊敬されます。お子さんに、大工や料理など、職人的な素質がある場合は、ぜひ伸ばしてあげましょう。「物」と「技術」を扱う職人は、事務職と違ってコミュニケーションしやすいです。「物」と「技術」そのものが、コミュニケーションの手段ですからね。体を使って覚える仕事は、取り組みやすいと思います。

ちなみに私の弟(発達障害ではありません)は、宮大工として18歳から働き始め、今は現場監督としてがんばっています。宮大工のように、技術が枯れない分野の職人は、将来も重宝されることでしょう。どんなにIT化が進もうが、手作業の職人技は必ず残ります。

5.お役所系は発達障害のオアシスと言えるのか?

私は民間企業でしか働いたことがないので、あまり書く資格はないのですが。父は医療系の資格をもち、福岡県の保健所で勤務していました。労働条件や育児環境をメインに考えれば、これほど良い職場はないでしょう。子供のころ、毎日19時には父も一緒に夕食に参加していました。ただし、ストレスで、うつ病になる人も一定数いらっしゃるそうです。父は、なにやら自分の研究テーマを設定し、それをやりがいとしていました。ちなみに、私の父は思いっきりアスペルガーの性格です(本人は、気づいていませんが)。

あ、そうそう、これを言いたかった。一般的な市役所よりも、警察や消防など厳格なルールで動く職場が良いと思います。アスペルガーの、ルール厳守の性格も活きると思います。私は警備会社のアルバイトで、機械警備をやったことがあります。その時に「警察の仕事は向いてるかも」と思いました。そういえば大学生のときに県警から声をかけられたな。断らずに受けてればよかった。。。

6.医療系は手堅い。とはいえ、職種ごとの将来性は親が把握しておこう。

私はデザインのお仕事で、某大学の医学部に出入りしていました。仲良くなったドクターは「ぶっちゃけた話、アスペルガーおおいですよ」と言ってました。勉強に特化しないと入学できないし、専門を深めていく仕事だから、どうしてもアスペルガー気質が増えちゃうそうです。偏差値エリートのお子さんは、ぜひドクターを目指しましょう。女子の場合は、看護師とか良いと思いますよ。(追記;看護師はコミュニケーション力必須のため、発達障害には向いていない可能性が高いです。くわしくはコチラに追記しました

一言で医療系といっても、たとえばリハビリ系は待遇に問題があるとか、薬剤師はAI化の波に耐えられるのかとか、職種によってさまざまな特徴があります。後で後悔しないよう、親御さんがしっかりリサーチしてあげてください。また「偏差値が伸びないから医学部あきらめる」など、偏差値の影響を受けやすい分野ですので、そこも注意が必要です。はっきりいって発達障害に偏差値は関係ありません。「我が道を行く」これが発達障害の良さであります。お子さんの適正がすべてだと思います。偏差値に振り回されないようにするのが、最大の注意点だと思います。

7.研究職こそ、アスペルガーの独壇場だ

発達障害こそ、研究者が向いていると思います。41歳の私も、いまからでも博士号を目指したいと思うくらいです。自分の好きな分野を、とことん掘り下げていく研究者。まさにアスペルガー向けの仕事です。オタク気質があるお子さんは、ぜひ研究者になるように誘導してあげてください。研究者になるためには、登竜門として博士号が必要です。博士号に必要なのは、異様なまでの「その分野への関心」だそうです。アスペルガー向きですね(笑)

まとめ.発達障害の子の適職を考えるうえで、最も大切なこと

以上、発達障害の当事者(アスペルガー・ADHD)が独断でオススメする、おすすめ職業でした。かなり、ザックリとしすぎておりますが、何かの参考になれば幸いです。昨日で3分野、今日で4分野をご紹介しました。

すべての分野で共通することは、「お子さんの資質によって、やるべきことは全く違う」ということです。ゴリゴリに受験勉強が必要なのは、医師を狙う場合だけです。受験勉強って、興味がない分野でもそつなく点数をとらないといけないので、向いていないお子さんもいらっしゃると思います(私も、そうでした)。はっきり言えば、医師を目指す以外は、そんなに「勉強・勉強」と言わなくてよいと思います。

勉強は大切ですし、特に発達障害のお子さんは、理数系の科目を重点的に勉強するべきです。理系に行くべきです。宿題は必ずさせるなど、学習習慣を身に付けさせることは必須です。ただし、勉強以上に大切なことがあります。それは、得意分野、好きな分野を伸ばしてあげる、ということです。

IT化がますます進む、お子さんたちの世代では、専門分野に特化した人間が稼げる時代になると思います。どんなマイナーな分野でも、突き抜けてしまえばそれが職業になる。それがIT化された現代の良さであります。熱中したことが、仕事に直結するのです。お子さんが好きなことに打ち込むためには、時間が必要、そのためには親の理解が必要です。

「お子さんの適性が、すべてに優先する」これが私の結論です。

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