新規開拓に特化すれば、発達障害も営業職で活躍できる。

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うつ病休職527日目です。

数ヶ月前ですが、次のような記事を書きました。【広汎性発達障害ADHDは、営業の仕事に向いている。ただし】

「ただし」の後には、下記のような条件がつきます。

  • 商品規格が決まっている。
  • 移動時間が多く一人になれる時間が多い。
  • 部下やチームをもたない。
  • 理解ある上司がいる。
  • 電話よりもメールを活用する。
  • 社内調整や社内会議を避ける。
  • 新規開拓営業をメインにする。

アスペルガー、ADHDの当事者として、体験談を踏まえながら詳しく書いていきます。私は文房具・雑貨メーカーで4年間働いた経験があります。自分が発達障害とわかったのは、メーカー勤務時代の後なので、私は自分が発達障害だと知らないまま、4年間乗り切ったことになります。全国とびまわり新規開拓をやりまくっていたのですが、ある日デザイン会社の営業にスカウトされて転職、そしてうつ病になったという経歴です。

1.商品規格が決まっている営業は、発達障害でも働きやすい。

例えば文房具のメーカーは、商品カタログを元に、小売店や問屋を訪問します。自社が製造できないものは、売れない。売れないもの・売れるものが決まっているので商談でも社内調整でも判断基準が明確です。反対に、デザイン会社のように規格がなく、目に見えない業種では、苦労が多すぎます。

2.移動時間が多く、一人になれる時間が多いと発達障害でも働きやすい。

メーカーの営業は、全国を飛び回ります。車移動は当たり前、新幹線や飛行機も毎週のように利用します。移動時間が多いということは、一人になれる時間が多い。仮眠したり、読書したり、好きに時間を使えます。

3.部下やチームを持たなければ、発達障害でも営業の仕事は問題ない。

私が幸運だったのは、部下やチームがなかったことです。営業マンや営業部長はいるのですが、まったくジャンルが違う商材を扱っていたので、基本的に放置されていました。私は体育会系の人間なので、上司や先輩と行動することは体に染み付いています。上司や先輩とは、うまくいくんです。

4.理解ある上司がいると、発達障害でも営業マンができる。

当時、上司や先輩はおろか自分自身でさえ発達障害であると知りませんでした。しかし一緒に仕事をしていれば部下の得手不得手は当然わかります。私は社長への報告や企画会議が苦手だったので、先輩に丸投げしていました。その代わりに、先輩が苦手な分野をサポートして、お互いに持ちつ持たれつのような関係を築けました。

5.メールやクラウドをフル活用すると、発達障害でもストレスなく営業マンをやれる。

製造業はどちらかというと古い業界なので、メール活用の良さを学んだのはデザイン会社に転職してからです。社内ではGoogleドライブやスカイプ、メールでやりとりすることが多く、「活字の処理は問題ないけど会話の処理は苦手」という私にとってありがたい環境でした。

6.社内調整や社内会議をトコトン避ければ、発達障害がバレることはない。

私は、基本的に外回りばかりやって、社長や事務員さんがいるときは会社にいないようにしていました。営業マン同士や工場長との会話は、自分の商談した内容を話せばいいので、全く問題ありませんでした。しかし年に数回、商品企画会議に参加しないといけなかったのですが、これが鬼門でした。この弱点を乗り切るために、私は実演販売をトコトンやりました。自社商品を置かせてもらっている小売店で、お客さんに実演をしながら売るんです。小売店からも感謝されるし、お客さんの本音を引き出せる。私が一番、実演販売をやっていたので、実演販売のデータを見せれば上司も黙らざるを得ない。これが私の切り札でした。実演販売については、別の記事で詳しく書きますね。

7.新規開拓営業ならば、ADHDの多動力が最高に発揮される。

私は全国の小売店に対して売り込みをしていました。社長の無茶ブリで、問屋を経由しない商売をしていましたので、新規開拓は大変でした。しかしルート営業と違い、新規開拓には人間関係とかまったく必要ありません。ひたすら攻撃あるのみ、熱意と行動力、アタックあるのみです。新規開拓だからこそ発達障害でも営業マンの仕事ができるんです。新規開拓が困難なことは、社長も上司もよくわかっているので、「よく頑張っているな」と評価されていました。

まとめ. 発達障害が営業マンとして働くなら、メーカーの新規開拓がベスト

私は、転職経験が豊富です。アルバイトを含めると20以上の仕事を転々としています。正社員としては営業職で働くことがほとんどでしたが、その中でも最も自分らしく働くことができたのが、メーカーの新規開拓営業でした。発達障害当事者の、または営業マンの適職探しにおいて、なにかの参考になれば幸いです。

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