NHK特集「長すぎた入院 精神医療・知られざる実態」感想

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うつ病休職523日目です。昨夜偶然にNHKの

ETV特集「長すぎた入院 精神医療・知られざる実態」

を見ました。本当に偶然です。私は日頃、テレビを見ません。たまたまリビングに行った時に、やっていたんです。妻と一緒に見ました。

私は広汎性発達障害の当事者(アスペルガー、ADHD)であり、うつ病休職中であります。精神科クリニックに定期的に通っている人間として、本当にショッキングな映像でした。

番組の概要は、公式WEBを見てもらったほうが早いと思うのでリンクを。数日後、5月17日にも再放送があるようです。リンク

下記も、関連の番組です。

 

私は、いまでこそ精神科クリニックに通っていますが、38歳までは精神科と無縁の生活でした。発達障害と診断を受けたのも、38歳の時です。それまでは、知的障害や精神障害がある人を見ても、他人事に感じていました。

うつ病で休職して、パニック障害も併発し、日々苦しんでいる現在。昨夜の映像を見ると、本当にショッキングで、うまく言葉にすることができません。自分の中で、消化できておりません。

番組では、精神科病棟を退院した人が数名、登場します。人生の大半を精神科病棟で過ごしているので、患者さん同士の友情も生まれる。退院する時、再開した時の様子を見ると、本当に涙が出そうでした。ヘタな映画、ヘタな役者よりも、感動的なシーンでした。

強烈な印象が、2点ありました。

一つは、精神科の長期入院は、日本の国策であったこと。

もう一つは、退院した50代女性患者の父親が、自宅で引き取ることを拒絶したシーン。

自分の中で消化できていないので、文章にうまく表現できません。しかし、本当にショッキングでした。

私は、このブログでも書いていますが、昨年の夏に休養入院をしたいと考えていました。当時は、我が子の存在ですらストレスであり、夏休み期間を避けるため、精神科に休養入院しようと思っていたのです。結果として、入院はしなかったのですが。(くわしい内容の過去記事は、コチラ)

もし、実際に入院して、【なにかの間違い】で、退院できなかったら。この番組のように、私も40年間、精神科に閉じ込められていたのかもしれない。そう思うと、本当に怖くて、たまらなかった。

番組の中で、退院した男性が何度も、「家庭を持ちたい」「結婚したい」と言っていたのも、印象的でした。私は現在、妻と二人の子供と同居しています。もし、これが独身で、両親も死んで、実家もなかったら。そんなことを考えていると、一緒に暮らしてくれている妻子に、本当に感謝の気持ちが湧いてきました。

10代20代の頃は、いや30代になっても、自分は健康で、まさか自分がうつ病になるなんて想像すらしていませんでした。しかしながら、うつ病やパニック障害、統合失調症など精神疾患は、誰にでも発症しうる病気です。

メンタルの健康は、本当に大切です。

自殺大国、ニッポン。精神病院大国、ニッポン。

本当に、考えさせられることがたくさんあった番組でした。

私はいつも、「早く、うつ病を治したい。元気になって仕事をしたい。世間のお役に立ちたい。」 こう思っています。

しかしそれ以上に、無用な長期入院をしてきた患者さんは、「早く退院したい、自由な生活を送りたい」と思われていたことでしょう。本当に不憫に感じました。

妻と、我が子に、感謝です。

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