うつ病・発達障害と、仏教・般若心経

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うつ病休職412日目です。前日に続き【ポケット般若心経】の紹介です。ひろさちや先生の、珠玉の名言がちりばめられた本書、ぜひ手に取って読んでみてください。付属の読経CDを聞きながら、般若心経を唱えるのも良いです。

下記では、うつ病患者として、そして発達障害(アスペルガー・ADHD)当事者として、気に入った文章を紹介します。なにかの参考になれば幸いです。

 

◎(ガンを、うつ病、または発達障害と読み替えてください。)ガンになった時、ガンを治そうとして、あくせく苦労しイライラする人生を送るようになります。いくらイライラしても、ガンが治るわけではありません。ある人は、ガンを告知された時、それならガン患者として楽しく人生を生きようとしました。

◎私たちは、一所懸命がんばらないと幸福になれないと思っています。つまり幸福というものは、ガンバリに対する報酬と考えられています。でも、それは逆なんです。頑張るということは、今の自分はダメなんだという認識に立っています。はじめから自己を否定しているのです。それでは幸福になれません。いくら頑張っても、自分はダメだと思っているから、ますます不幸になります。がんばれば幸福になるのではなく、幸福だから努力できるのです。ああ幸せだなあ・・・と思いながら、ゆったりと努力する。そうすると幸せになれます。そういう努力を、仏教では精進といいます。

◎他人は、私ではありません。我々はみんな、自分の人生を生きるのです。病気になって、「病気にならない方がよかった」と思うのは、他人でありたいと思っているのと同じです。病気になれば、その病気である私をしっかりと生きるべきです。

◎私たちは煩悩があってはいけないと考えます。そして煩悩をなくそうと努力します。同じことですが、病気になると、一所懸命その病気を治そうと努力します。まるで煩悩をなくし、病気を治すことが、人生の最大の目的であるかのようになってしまいます。なぜ煩悩があってはいけないのですか?病人のままでも幸福に生きられるのに、病気を治さないと幸福になれないと思うのは、大いなる錯覚です。

◎仏教の教えによって、苦しみがなくなるのではありません。苦しみでなくなるのです。悲しみがなくなるのではなく、悲しみでなくなるのです。災難がなくなるのではなく、災難でなくなるのです。同様に、病気がなくなるのではありません。病気でなくなるのです。

 

いかがでしょうか。まるで、うつ病を克服した経験談のような印象がありませんか?私は、そう感じました。素敵な文章です。ひろさちや先生、ありがとうございます。

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