【書評】國破れてマッカーサー

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うつ病休職404日目です。最近インターネット広告で知った、西鋭夫(にし としお)先生。米国を代表するシンクタンク「フーヴァー研究所」教授です。西先生のお弟子さんによって運営されている公式サイトが、コチラ

西鋭夫先生の代表作が【國破れてマッカーサー/中央公論社】です。

西先生は、東京オリンピックの年に米国ワシントン大学に留学。博士論文のネタを構想中に、「1945年度のアメリカ政府の機密文書」が公開されたことをしります。アメリカ国立公文書館に行き、大量の機密文書をコピー。これを元に書き上げた論文が【Unconditional Democracy】というタイトルで1982年に出版されています。アメリカで公開された機密文書を使って書かれた最初の本とのこと。ちなみに「無条件に民主主義化された」という意味。

この【Unconditional Democracy】を基に、1999年に日本語で執筆したのが本書【國破れてマッカーサー】です。西先生の狙いは、戦後日本の原点、占領と言う悲劇を明らかにすること。

占領中、日本での公用語は英語でした。日本政府の全文書、マスコミの全印刷物、NHKの全放送内容は全て英訳され、GHQの判断が必要でした。日本中が検閲されていたのです。だからこそ、西先生はアメリカの生資料に重点を置いた。

私は【國破れてマッカーサー】を福岡県立図書館で借りてきたのですが、ハードカバーの本書がボロボロに読み込まれています。おそらく相当の人が、本書を借りたのでしょう。実に500ページを超す大著です。

本書は、バブル経済が崩壊し、日本人が元気をなくしている時に出版されています。本書の根底にあるのは、日本人への叱咤激励です。戦後、金儲けだけを追求し、たしかに世界有数の経済大国になった。しかし日本人は、最も大切な精神文化、魂を喪失してしまった。

下記、「はじめに」から抜粋します。

  • 戦後、アメリカ国内市場を日本の企業に提供した。日本の経済復興のためだった。
  • 富の代償として、日本が最も大切にしていた「大和魂」を失った。
  • アメリカにとっての見返りは、日本人の服従。日本人の勇敢さ、戦闘心、武士道。歴史に育まれた愛国心と誇り。すなわち日本人の魂。
  • 大和魂を「永久平和」と「民主主義」という甘い言葉で誘い出し、殺した。その死体が憲法第9条。
  • ブランド物、グルメ、海外旅行、ハイテク商品。日常生活を楽しんでいるが、心の中にはペンペン草が生えている。
  • 日本人の誇りは、第9条の中に埋葬されている。
  • 日本人は、憲法のおかげで、平和だったと信じている。アメリカの影響で、そう教育されてきた。アメリカは、アメリカの国益と国防のため、このように教育してきた。
  • 日本の文化、日本の歴史、日本人の意識から「魂」を抜き去り、アメリカが「安全である」と吟味したものだけを、学校教育で教えている。
  • 日本占領は、アメリカ外交史上最高の成功物語

まだまだ続きますが、ここまで読んで、いかがでしょうか。「まえがき」を読むだけでも、バカにされたような、悔しい気持ちになってきませんか?

え、ならない?

そうですよね、以前の私もそうでした。私の場合、本を数冊、読んだだけでは、自虐史観は払拭できませんでした。アスペルガー特有なのかもしれませんが、自分自身が受けた「平和教育」が、脳に相当こびりついていたようです。。。

皆さん、歴史を学びましょう!大和魂を取り戻しましょう。「おーい竜馬」というマンガで、吉田松陰が絶叫する姿が印象的でした。2018年1月現在は、坂本龍馬の時代よりもさらにヤバい状況です。皆さん、勉強しましょう!

西先生、ありがとうございます!

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