【書評】味の明太子ふくや(日本でいちばん大切にしたい会社5)

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おはようございます。うつ病休職342日目です。今日は、博多みやげ定番、明太子をつくった夫婦をご紹介します。株式会社ふくや創業者です。あの「味の明太子 ふくや」です。

【日本でいちばん大切にしたい会社5/坂本光司著/あさ出版】で、株式会社ふくやが紹介されています。創業者は川原俊夫さん・千鶴子さんです。

今や福岡土産の定番、明太子ですが、「ふくや」が元祖だったことを、ご存知でしたか?私は数年前まで、知りませんでした。数年前「めんたいこをつくってよかった」というキャッチコピーがきっかけで、初めて知りました。

ラジオやテレビCM、駅や空港の看板では、ほかの明太子メーカーが目立っていますよね。今では数百社あると言われる明太子業界ですが、ふくや創業者の川原俊夫さんが、製造ノウハウを無料で教えたことがスタートでした。川原さんは、明太子の製造特許や商標登録もとっていません。

とても心が広い人ですね。川原さんは「自分のためではなく、世の中のために生きていく」という思いで会社経営をされていました。会社が軌道に乗れば、人に任せる。そして自分は地域ボランティアや清掃活動、博多の祭り「山笠」のために動いています。

川原さんは第二次世界大戦中、5回も戦争に召集されています。多くの戦友・部下を亡くしています。本土に引き上げてくる船の中で「自分は奇跡のように生き延びることができた。自分のような者が生き延びてもうしわけない。これからの人生は世の中のためになることに使おう」こう誓ったそうです。

また、川原さんは戦前は鉄道会社で働いていたのですが、戦後、鉄道時代の先輩から、九州電力で働かないかと就職の話が来ます。しかし「サラリーマンだと時間と金のやりくりが難しいから」きっぱりと断っています。

 

そんな川原俊夫さんのエピソードをいくつかご紹介します。

感動エピソード01

(現社長である息子さんから、明太子を開発したんだから『元祖』をうたったほうが良いじゃないか、と言われて)

川原さん「包装紙に元祖と書けば、中身が変わるのか?中身が美味くなるわけじゃない。余計な事を考える暇があるなら、もっと美味い明太子をつくることを考えろ!!!」(ちなみに本書では博多弁で書いてあります)

感動エピソード02

(現社長の兄から、節税のため法人組織にすることをアドバイスされて)

川原さん「道路は何でできている?橋は何でできている?みんな税金じゃないか。たくさん税金を払うことの、どこが悪いんだ!!!」(しつこいですが、本書では博多弁で書いてあります)

すごいですね。創業以来、年商30億になっても、法人格のない個人商店のままだったそうです。川原さんは「一番の社会貢献は、利益をたくさん出して、税金をたくさん払うことだ」と常々いわれていたそうです。亡くなる直前に、福岡の納税額ナンバーワンの夢を実現されています。

感動エピソード03

利益の20%を寄付に回す。大企業でも、寄付に回すのはせいぜい1%が常識だとか。「ふくや」が寄付を行っているのは現在、スポーツや文化支援、イベント支援など150事業にも及びます。

この他にも、「ふくや」の感動的なエピソードは多々、紹介されています。明太子が好きな方、ぜひ【日本でいちばん大切にしたい会社5】をご覧ください。

参考までに、ハクハク(ふくや運営の、博多の食と文化の博物館)のURLです。ぜひご覧ください。リンクは、コチラ

ドラマにもなってます、博多華丸が主演。「めんたいぴりり」のリンクは、コチラ

今日から新たな1週間がスタートしますね。みなさま事故や怪我に気を付けて、がんばってください!

明太子は『ふくや』が、一番おいしいです!!

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