【書評】上院議員ダニエル・イノウエ自伝

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うつ病休職315日目です。本日も書評です。

【上院議員ダニエル・イノウエ自伝/森田幸夫訳/彩流社】

いやーすごい人がいたんですね。まさにアメリカの英雄です。ハワイで生まれた日系アメリカ人、日本名は井上建です。

ダニエル・K・イノウエ国際空港ってご存知ですか?ハワイのホノルル国際空港のことです。私はハワイに行ったことがないので知りませんでした。ケント・ギルバートの書籍で、ダニエル・イノウエのことを初めて知り、Wikipediaを見てビックリしました。晩年はアメリカ上院仮議長であり、なんと米国大統領の継承順位第三位というポジションです。

第二次世界大戦で日系人部隊(442部隊)でヨーロッパ戦線で活躍し、右腕を失う。その後、政界に進出しています。日本やアメリカ等から最高位の勲章を授与されています。

こんな方がいらっしゃったんですね。すごいなあ。本当にビックリしました。もっとテレビで紹介すればいいのにと思います。日本人の強さ、日本国民が誠実・勤勉・勇敢であることを知ってもらうためにも、ダニエル・イノウエのような日系人の活躍を世界にアピールしたいですね。

ちなみに、ダニエル・イノウエの著書は本書だけです。アメリカで1967年に出版され、ジョンソン大統領の序文が掲載されています。1989年に日本語訳が出版されており、図書館で日本語訳を借りてきました。50年前に書かれた本ですし、著者の死を追悼して、ぜひ続編を出版してもらいたいものです。

さて、本書の内容です。

自伝は、第1章「横山村の火事」からスタートします。横山村とは、現在の福岡県八女市です。「八女茶」で有名な、お茶の産地です。井上家が横山村で火事を起こします。近所への損害賠償を支払うために、著者の曾祖父がとった決断。それは、著者の祖父母と父(当時5歳)を、ハワイに出稼ぎに出すことでした。

著者の父、兵太郎は1899年に5歳でハワイに渡り、ハワイで育ち妻カメと結婚。著者は1924年に兵太郎とカメの長男として誕生します。

第2章以降、ダニエル・イノウエの青春時代、日本軍の真珠湾攻撃、軍への志願、戦争体験、政界への挑戦と続きます。続きは、明日の記事で書きます。

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