【書評】ぼくらの祖国

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うつ病休職306日目。今朝は【ぼくらの祖国/青山繁晴著/扶桑社】の書評です。

青山繁晴氏は、ジャーナリストであり現在は参議院議員です。ご存知の方も多いかと思います。著者はジャーナリストとして現場にこだわる人です。問題の本質は、現場にあるからです。硫黄島や原子力発電所など、誰もが躊躇する処に真っ先に切り込む人です。

10月22日(日)は衆議院議員総選挙の投票日です。日本史上初、18歳19歳の方が国政に一票を投じるチャンスです。

選挙に、まったく興味がない方も多いでしょう。逆に、関心はあるけど誰に投票すればよいか、どの政党がよいのか判断材料に困るという方もいるでしょう。

そこで、ぜひ一読してもらいたいのが、本書です。中学生の甥っ子にプレゼントしたこともあります。

【ぼくらの祖国】いいタイトルですね。文字が大きく行間も広い、読みやすい本です。中学生にも理解できるようにわかりやすい言葉で書いてあります。

まえがきから、抜粋します。

「(この書を)受験に苦しむ生徒に届けたい。なぜ受験するのか、受験した先には何があるのか。それを知ってこそ、こころを落ち着かせて学び、人生の試練に臨むことができるから。なかでも、この日本社会で生きること、そのものに苦しむひとへ届けたい。なぜ生きねばならないのか、生き抜いたとして、その先には無があるだけではないのか。その問こそ、われらを照らす光であるから。」

序章からも抜粋します。

「きみは祖国を知っているか。あなたは祖国を知っていますか。ぼくは知らなかった。なぜか。日本の学校では教えないからだ。日本の大人も、語らないからだ。きみも、あなたも、ぼくもみんな日本国民だ。だけど日本を、そこく、祖国として考えたこと、はっきり祖国として意識したことが、どれほどあるだろうか。東日本大震災と福島原子力災害が起きてしまった後の日本でこそ、それを問い直したい。」

私は1976年生まれです。平成2年に、私が中学二年生で歴史の授業を受けた時、まともな授業は明治維新で終わりました。3年生から公民になりました。

中二の1月、マジメ君だった私は心配になって社会科の先生に「教科書の最後まで終わるんですか」と質問したことがあります。その時の先生の答えは忘れましたが、「大丈夫だから、その話題に触れるな」という及び腰の雰囲気だけは覚えています。

私の通った学校だけが、こうだったのかもしれません。でも、もし、多くの人が同じような体験をしたことがあるのなら。日本という国は、歴史も言論も弾圧・封鎖されているということではないでしょうか。

そして大人になってからも、祖国について、日本について、教えてくれる人は誰もいません。

マスコミのいうことを真に受けていると、損をするのはいつの時代も若い人間です。政治は若い者が損をするようにできています。

戦前、さんざん戦争をあおった新聞はどこか。従軍慰安婦や南京虐殺という虚構を報道し、日本国民に多大な迷惑をかけた新聞はどこか。北朝鮮は平和な国だと主張し続けた新聞はどこか。いずれも同じ新聞社ですけど、ご存知でしょうか。。。

もちろん、どの政党を支持し、誰に投票するか。これは各自が熟慮判断するべきことです。

「なんとなく雰囲気で」とか。

「誰かに頼まれたから」とか。

そんな考えであれば、若い人が損をするようにできています。

自分で考える軸が必要です。

軸となる考えを持つために、本書を一読することをお勧めいたします。

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