【書評】その後のツレがうつになりまして/当事者レビュー

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ご存じ、うつ病漫画の元祖、【ツレがうつになりまして】の続編です。私が共感したのは、ツレさんのエッセイ「断ることができない弱点」です。長いですが引用します。

『自分の中で一番の弱点だと思った部分は「断ることができない性格」というところにあると思う。自分にとって過大な負担でも、他の人の心情を考えると、断ることができなくなってしまう。決してカッコつけているわけでも、自分がイヤな奴になるのに耐えられないわけでもないのだが、断るときのエネルギーと、引き受けて達成するエネルギーを比較して、「引き受けたほうが断るより楽」と判断してしまうところがあるのだ。これはうつ病を病んでも、自己分析を繰り返しても、どうしても修正することができない。』

これは、私にピタリと当てはまります。私は営業マンで、外部とのやりとりはそんなに負担を感じません。発達障害なのに、意外と平気なんです。ただ、社内とのやりとりになると、本当にワタワタ、オタオタしてしまいます。社内のやり取りのほうが、発達障害のマイナス面が出まくってました。デザイン業界って、職人気質で気難しい人もいますし。本当に気を使っていました。外部の人からお願いされたことも、安請け合いして、自分の首を絞めることはあります。でも、それ以上に社内の方が、きつかったあ。

この心理的原因を(私が、勝手に)加藤諦三先生っぽく表現すると、「それは、幼少期に親からの言いつけを守らず、地獄をみたからである」ってな感じでしょうか。うーん、難しいな。何が言いたかったかというと、加藤諦三先生の本には、心理的原因が詳しく、豊富な事例で紹介してあるんですよ。

ツレうつ、うつ抜け、等うつに関する漫画は最近ふえています。うつ病に関する書籍を読んだ時、「私にも、あてはまる」という箇所はいろいろとあると思います。でも、「なぜ、あてはまるのか」「うつ病になる人の共通点は何か」といった疑問に答えてくれるのが、加藤諦三先生の本です。

ということで、【ツレうつ】シリーズや、【うつヌケ】など読んだ後は、加藤諦三先生の本を読んでみてください(このブログでも、2冊ほど書評を書いております)。

以上、広汎性発達障害の当事者(アスペルガー、ADHD)の、うつ病休職ブログでした。現在、休職233日目です。

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