【書評】「死ぬくらいなら、会社辞めれば」ができない理由

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うつ病休職224日目。うつ病休職ブログです。アスペルガー傾向、ADHD傾向の広汎性発達障害の当事者です。デザイン会社で働く40歳営業マンの書評です。タイトルは、【「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由/あさ出版/汐街コナ著】。

これは本当に名作ですね。売れているんでしょうね、最近、近所のTSUTAYAにも目立つ場所にドンと置いてありました。

冒頭の8ページに、すべてが表現されています。著者もデザイン業界で働いていたらしく、ブラックという表現がたくさんありました。僕が働いているデザイン会社はそこそこ規模も大きく、デザイナーを守ろうという雰囲気がありました。でもブラックな環境のデザイン会社、コンテンツ制作会社は全国にたっくさん、あると思います。この漫画でも、著者の同僚や友人が、次々に倒れたり退職していく様子が描写されていますね。

過労気味な人、少しでも体調が悪い人、自分や家族がうつかな?と思う人、ブラックな会社に勤めている人は、まだ元気な今のうちに、手に取って読んでおくことを強くおすすめします。

私が強調しておきたいことは、

本当にヤバい時は、この本すら視野に入らない

ということです。

私は毎月3回は精神科クリニックに通っています。その帰り道に、たまたまジュンク堂書店で、この本を手に取りました。たしか4月頃、休職して5か月くらい経過した頃でした。

はっきり言って、医師がうつ病、休職の診断をくだす時は、本人は書店にフラリと行く余裕すらありません。書店や図書館大好きの私ですら、うつ病になる直前は1~2か月間、まったく寄り付きませんでした。

会社を辞めるという選択肢すら考えられないまま、自殺してしまう人も多いかと思います。自殺までいかなくても過労で倒れる人も多々いるかと思います。そうなる前に、一度でもこの本を読んでおくと、歯止めになると思います。

震災に備えて、万が一の対応や非常袋など準備する人は多いと思います。この本は、過労死に備えて、親が、新卒の子供のために買ってあげる本だと思います。自殺してからでは、遅すぎます!

立ち読みでもいいので、必ず目を通していたほうが良い。

そんな本でした。著者の汐街コナさんに、心から感謝します。「アンパンマンのマーチ」のページで泣きそうでした。

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