映画シンプル・シモン/アスペルガー当事者の感想

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休職212日目です。30代で診断された、成人の広汎性発達障害の当事者です。アスペルガーとADHDの傾向があるそうです。うつ病休職ブログを始めるまで、半年間ダラダラと過ごしていました。

ブログは最近、始めたのですが、それまでの半年間は、映画も見れない、パソコンも使えない、そんな状態でした。

6月に入ってから、ようやく映画やDVDを楽しめるようになりました。

先日、「シンプル・シモン」というDVDを見ました。主人公はシモンという20歳くらいの男性アスペルガーです。あらすじ等はほかのサイトを見てもらうとして、ここでは、アスペ当事者としての感想を書きたいと思います。

映画としては、ラブコメディでけっこう笑えました。見てよかった、楽しい映画でした。スウェーデンの映画で、住宅内部の家具や食器など、IKEAの店内にいるようで新鮮でした。

IKEAといえば、朝食プレートやランチプレートに含まれている、ムラサキ色の謎の野菜(?)が、この映画にも登場していました。

私の感想は、「へ~。アスペルガーって、こういう人なんだ~」という新鮮な感じでした。

自分で法則を作りたがる、自分の法則や言葉にとらわれる、感情表現に乏しい、という部分は、私にも重なります。ちなみに主人公にはなかったけど、私はフラッシュバックが頻繁に発生します。

一方で、触られるのが嫌、物理や数学に興味ある、これは私にはない部分です。

一番共感を覚えたのは、主人公がレンタルビデオを大量に見ているシーン。兄の恋愛のために、恋愛ドラマを見まくって、方程式、法則をつくっていきます。

私の場合、恋愛だけではなく、仕事の進め方や、コミュニケーションを本や漫画、雑誌や映画で学んできたのだと思います。

思います、というのは私が発達障害と言われたのは38歳なので、それ以前は、メディアによる影響をそれほど受けていないと考えていたからです。本や漫画、雑誌や映画は楽しみや情報収集のためであって、自分がそこから法則を学び取ってきたなんて考えは全くありませんでした。

私は、よく頑固、硬い、と言われることが多いです。また融通がきかない、とっさの臨機応変な対応が苦手、このような性格です。

法則を考えるのが好きで、自分の法則にこだわってしまい、状況が変わると慌ててしまう。このような背景があったので、固いとか頑固とか言われるようになったのかもしれません。いろいろ気づきがある映画でした。

映画の一番最後のシーンが素敵でした。

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